レビュー詳細

MIKIT MK72 DIY Wireless Mechanical Keyboard INNOCENCE

商品評価:

評価
商品レビュー (送信者 2023年4月13日):
とても気に入りました。

使用期間:2週間(1日8時間以上)
用途:プログラミングがほとんど
使用環境:Windows10, MacOS Ventura
試した接続方法:Bluetooth以外
備考:キーキャップは手持ちのものを使っているため、付属のキーキャップは試していません。

良かったところ
・DIYという名前ですが、組み立てはとても簡単ですぐに使い始められました。キースイッチとキーキャップをはめるだけで、30分かかったかどうかというところ。むしろ組み立てを楽しみたい人には物足りないと思いますが、組み立てが心配な方には特に心配はいらないと思います。気をつけた方が良い点としては、キースイッチの端子が折れたりしてないか気をつけて、垂直に差し込むところくらいでしょうか。

・HHKB配列にファンクションキーとDelキーが付いているある意味変な配列ですが、私は日々の文字入力やIDEの操作にファンクションキーを割と頻繁に使うので、コンパクトと利便性の両立という意味でとても良い配列でした。同様の配列は見たことがなかったのでこんなキーボードがあり嬉しかったです。

・矢印キーの割り当てが、説明書にはFn + wasdとなっていますが(それも使えますが)、実はFn + [;'/にも割り当てがありました。この割り当てはHHKBと同じだと思いますが、片手で使えるので良いです。

・Bluetoothは(技適マークがないので一応)試していませんが、そのほかの繋ぎ方では遅延など感じることなく快適にタイピングできます。私のタイピング速度はe-typingで言うとThunder〜Professorくらいです。ゲームはしないので、激しいゲーミングに耐えうるレベルなのかは不明です。

・MacとWindows両方で使っていますが、特に問題ありません。ただ、(多分)MacモードのままWindowsで使ってしまうとファンクションキーの認識がおかしい気はしました。これはMacOSの対応が素晴らしいのかもしれませんが、(多分)WindowsモードのままMacで使っても特に違和感はないので、常に(多分)Windowsモードにしています。多分と書いているのはどちらがどちらのモードなのかわからないためです。

良くないところ
・音は大きめです。自宅・自室では嫌な音ではないですが、オフィスや公共空間ではかなり気になる音量ですので、使用は難しいと思います。ただ、キースイッチはリニアなので大した音はせず、ほぼキャップの底つきの音と思われますので、底つきしない打ち方をマスターしている方ならあまり音を鳴らさずに打てるかもしれません。私は無理です。

・多少キーのぐらつきが気になります。ホットスワップのキーボードが初めてなので、これはホットスワップだと普通のものなのか、このキーボード独特なのかは不明です。通常の文字タイピング時は特に気になりませんが、Fnキーなど1uのキーを長押ししていると少し気になります。

・US配列のデメリットですが、全半角の切り替えはやっぱりスペースキーの両隣でできた方が便利だと感じました。このキーボードを使い始めて唯一非効率になった点です。